リサイクルトナーの製造工程について
リサイクルトナーの製造工程として、
まずは使い切ったトナーを回収するところから始まります。
工場に使い切ったトナーを運び入れると、
そのトナーを分解し、できる限り部品を細分化していく作業を行っていきます。
分解したトナーはこの後、隅々まで洗浄され、
きれいにしていきますが、その洗浄は機械で行い、
細かな部分は人間の手でも行われていきます。
それが詰め替えるまでの前段階です。
洗浄したトナーはまた組み立てられることになるのですが、
そのまま組み立てることはできません。
どうしても交換が必要な部品というものが存在するため、
それを好感してから組み立てることになります。
ここで交換しておかないと印刷の際にうまくいかなくなり、
不具合の原因となってしまいます。
こうした作業を経て、ようやく組み立てとなります。
その組み立てが終われば、いよいよ詰め替えです。
トナーインクは機種によってインクの配合や成分が全く異なります。
もし、別のインクを入れてしまうと機械が壊れてしまうこともあるくらい、
リサイクルトナーはインクの成分がとても重要な意味を持つことになるのです。
トナーを詰め替える作業をし、
その後、そのトナーがしっかり機能するかどうかチェックを行います。
動作チェックを何回か実施し、
それによって動作が正常だったものを製品として出荷します。
とはいえ、ここで安心してはいけないのがトナーです。
工場においてトナーを何重にも梱包することになります。
その理由として、運送をする際、
運送をする人間がトナーの入った箱などを乱暴に扱ってしまい、
結果としてトナーの封が解かれ、
トナーのインクが漏れるという事故が少なからず起きています。
そういったことを未然に防ぐべく、工場において厳重に梱包がなされることになります。
トナーを使い切ったら、
そこにインクを入れてすぐに使えるというものではありません。
部品をばらして、洗浄し、組み立て、詰め替えを行って厳重な梱包をするなど、色々と直接人の手がかかっています。
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